対応ワーク:

ステンレス鋼板、アルミ合金板、チタン合金板、圧延鋼板、鉄板、銅板、プレス部品、鋳造品、レーザー板金、平面研磨、錆取り、バリ取り、溶接痕の除去など、さまざまな金属表面のサンディングに適しています。​

製品仕様:

最大作業幅: 610mm、920mm、1300mm​
研磨ヘッドの選択: 単頭、双頭、三頭​
最大作業厚さ: 0.3mm～130mm​
作業台の高さ: 900mm～1030mm​

機械の特性:

・ローラーのみの粗目のバリ取り研磨だけではなく、サンドベルトやプラネタリー式ブラシとの組合せで、表面のみではなく切れ端のバリ除去や、多様なワーク材質への精細な研磨加工が可能となります。

・日本製のタッチスクリーンインターフェースを採用し、画面上に故障メッセージを表示する機能があり、研磨作業の自動化を促進します。

【ディスクブラシ vs ローラーブラシ】― 最適な選択をサポートします

製品加工において、ブラシの選択は仕上がり品質と作業効率を大きく左右します。ここでは「ローラーブラシ」と比較した「ディスクブラシ」のメリットをご紹介します。

✔ コストパフォーマンスに優れる【ディスクブラシ】

• 材料コストが低く経済的
  ローラーブラシに比べて大幅にコストを抑えられます。

• 高い安全性と安定性
  薄板の加工でも搬送ベルトを傷める心配が少なく、真空吸着の安定性にも優れています。

• 複雑形状にも対応可能
  小さな円穴・ひし形・角穴の面取りも可能。直立型の切削面で精度高く対応します。

• 死角なしの全方位アプローチ
  ブラシが左右に揺動する構造で、中央部もムラなく処理できます。

• 簡単・スピーディな交換
  クイックリリース機構により、交換はわずか1秒以下。

• 豊富なバリエーション
  用途に応じて選べる6種類以上のブラシをラインナップ。

【乾式加工式のメリット】

省スペース設計：水や冷却装置が不要なため、設置スペースを最小限に抑えられます。

ランニングコストが低い：冷却水やフィルター交換が不要で、メンテナンスコストを削減できます。

メンテナンスが簡単：機械内部が乾燥しているため、清掃や部品交換が容易です。

即時作業が可能：準備に時間がかからず、すぐに加工を開始できます。

【湿式加工式のメリット】

高品質な仕上がり：加工中に発生する熱を冷却し、材料への熱影響や変形を最小限に抑えます。

粉塵の発生を抑制：切削時に発生する粉塵を水で抑えるため、作業環境の安全性が向上します。

工具寿命の延長：適切な冷却により、刃物や砥石の摩耗を抑え、長寿命化を実現します。

幅広い材料に対応：ステンレスや高硬度材など、熱に弱い素材の加工にも適しています。

薄物ワークにも最適：冷却効果により加工時の熱変形を防ぎ、特に薄板など変形しやすいワークに適しています。